孝太郎ラボ

くりぃむしちゅーが出るんでビデオ撮って見ました。歌舞伎町にある10年ぐらい前から2年前ぐらいまで出ていた劇場でのロケ。基本的には小泉孝太郎がいろいろと話を聞いていくトーク番組。内容としてはコンビ結成してから今までの話で。上田が妹のキャッシュカード使いまくっていて有田が更にそれをパクってた話とか。最初半年ぐらいボケとツッコミが逆だったのは聞いたことあったけど有田のツッコミが基本的に「バカ」絡みで「バカかお前は」「バカな事を言うな」「バカじゃないんだから」の3通りしかなくて、どうボケてもそのいずれかしか返って来ない。
お笑いをやろうとしたけどどうやったらいいか分からなかったんでぴあなどを見ていろいろ舞台を見に行ってたのだが「シュールレアリズム」とか「客を泣かそうとしてる」舞台もなんか自分がやりたいお笑いと違うなーと思いながらも見に行ってたらしい。そんな中、コント山口君と竹田君のライブを見に行った時に新人募集のチラシを見て電話したら履歴書を送った後面接に行く事に。その当時下北沢でコンパをしてた有田が1年ぶりに上田に連絡を取って家に行って「お笑いやりたいんだ」という話をしてたらちょうど今履歴書を書いてたんだ、という事になって有田も履歴書を書いて*1面接へ。担当の人から「お笑いでどんなのをやっていきたいか」と訊かれ、「たけしさんやさんまさんのようなのになりたい」と上田が言うのだが「自分は法学部なので将来は立派な弁護士になりたい」と答えてしまう有田。*2どうやらそれがボケたようにとらえられ、上田が「お前何言ってんだ」と注意したのがツッコミととらえられたらしく合格に。
昔のVTRを3人で見ているシーンがあって。1998年の映像があった。なんか若いなぁ。この頃は全然お笑いの番組見てなかったな。元々お笑いは好きなんだけど当時は特に好きな芸人ってのもいなくて。ほとんど野球三昧だった。ベイスターズが優勝した年でもあったんで。
有田が上田に「昨日の番組面白かったよなー」と言うのは上田に誉めてもらいたいからだったのか。上田がいないときでも後輩とか他の芸人と誉めあうというか傷の舐めあいをしてるみたいで。*3「一人で活動している時寂しさみたいなのはないんですか?」と訊かれると「やっぱりこいつにいて欲しいよね。俺の右側には常にこいつがいてほしい」って有田しみじみ言うなよ。また、「彼女には嫉妬しないのか」との問いには「彼氏として隣に置いているんじゃないんでそういうのはない」そうで。上田がめちゃくちゃウケてたな。でもファンレターで「有田さんは上田さんに恋心を持ってます」というのがちょいちょい来るとか。おいおい…。「ただ、自分が女として見ると男前な部分もある」と誉めた後「でも全裸とか見ちゃってるし、毛が異常に濃い、女性を不幸にする、熱しやすく冷めやすい」と落とす辺りがいいな。
別々に何問か訊く所があって相手のここはつらい、には「バカで困る。遅れてきた理由で変な事を言う*4」(上田)「ピンの仕事で忙しい事を鼻にかけている*5」(有田)ピンでの仕事の楽しさは「あのバカの相手をしなくてすむ」(上田)「それぞれの番組にもツッコミをしてくれる人がいるのでそれが楽しい」(有田)今後ずっと2人でやっていくか、「占いで『相方を捨てるとその後順風満帆になる』とあったんでそろそろ捨てようかと」(上田)「コンビってのはバランスなんで、僕が好感度を上げていくのが難しいので上田の好感度を下げてバランスを取る」(有田)という具合で。
収録中、「お前と孝太郎さんを見比べてたけど、向こうはサラブレッドでお前は駄馬だな」と上田が言えば「俺も見比べてたけど、あんまり変わんないわ」と有田が言うんで「どれだけ俺に妄信してんだ」って。こんな感じでなんだか有田がよくやる「相方を上げたり下げたりする」ようなのが好きなんですね。

*1:写真がなかったんで上田兄の写真にメガネを描いてそれを貼ったらしい

*2:お笑いを軽く考えていたらしい

*3:クイックジャパンロバートホール特集内インタビューでもそんな感じの事が書いてあった

*4:かなり遅刻してきて理由を訊くと「鳥が死んだんで供養してきた」と言い出し、「ペットなんか飼ってないだろ」と言うと「でも、供養は大切な事だろ?」

*5:自分が明日休みだと「お前明日休みなのかー今のうちに休んどけよ」といわれてイライラする