銭形金太郎

今回はビビる大木、上田、有田。大木が訪れたビンボーさんは文壇に革命を起こしたい38歳男性。部屋に本棚があってその中には本がいっぱい入っていた。これらを読んで研究してるとか。このビンボーさんが言うには「日本の文学界は夏目漱石以降衰退している。このままだとおかしくなってしまう」なんだって。それに対する大木の「ありがとうございます!」と手書き文字っぽいテロップがいいよな。*1そのうち大木もビンボーさんを名前じゃなくて「文豪」って呼んでるし。本棚の中に「眠れる森」の脚本を見つけ、めくってみると最終回部分がことごとく線で消されて書き加えられている。「最終回でダメになったんで俺が直した。俺に脚本書かせればよかった」ってそれもすごいな。
上田の例のアレ。あの上目遣いのがやけに長くて名倉に頭叩かれてつっこまれてた。その後なぜか会場から「抱いて」コール。ホリケンまで一緒になって言ってるし、なんだかおかしいよ。これまた定番のペローンギャルズ。今回はその中から2名がなにやら芝居っぽい事してるんだけどこれは酷いな。「稀に見る三文芝居」って確かに。ビンボーさんは東京外国語大の大学院生の26歳。男性ビンボーさんによく見られるゴミ部屋で「俺ゴミ部屋の確変入ってんな」と。*2家の中にギリシャ語の本があるのだが、これをスラスラと読み出すビンボーさん。ただ、なんて書いてあるのかが分からないらしい。意味ねぇなぁ。風呂は「もう今更驚かなくなった」と上田が言うほどおなじみの流し風呂。どんな風に入ってるのか見せてもらうために服を脱ぐと胸元に手書きの文字が。どうやらメモ代わりみたいで、手に書くところがなかったんで胸に書いてるんだけどそれは普通に見えにくいんじゃないか?それと毛を剃ったような後が見えて、ヒゲを剃るついでに剃っているがどこまでヒゲなのかわかんなくてとりあえずヘソの上まではヒゲにしてるって、それかなり違うんですが。このビンボーさん、映画を撮るわりには映像に興味がなくてむしろ脚本に興味があるらしい。だが、お金がないので全部の仕事を1人でやっているのだとか。早速近所の公園にてどんな風に撮っているか見せてもらうが、女優さんに「セリフは任せる」って脚本に興味があるのに?それならばと上田が脚本を考えて女優さんに演技をしてもらうことに。女優さん結構演技上手いな。去って行くシーンでビンボーさんがカメラを持って追いかけるんだけどその追い方がなんだか滑稽で笑った。
ここで銭銀。今回はおぎやはぎ。スタジオで小木のフレームの色が草色っぽいのに名倉がつっこんでた。なんでも「メガネ屋の綺麗なおじさんからこの色でないとダメ」っと言われたのでこれにしたんだとか。最初のビンボーさんはヤクザ映画に出たいちょっと強面のビンボーさんだけど、これといってすごすぎる所がなかったのかすぐに終わってしまう。紹介してくれたビンボーさんが「ちょっとここ*3から遠いんですが」と言うのでどこかと思ったら「沖縄なんです」って遠すぎるよ!結局本当に沖縄まで行くことになり、当日の現地気温が30度なのにあのツナギのままなんで散々暑いと文句いってた。紹介された沖縄市に住むビンボーさんは知り合いの保証人になって多額の借金ができてしまってビンボーになってしまったのだが矢作がしきりに「逃げてきたの?」って訊くのがなんだかおかしい。外に出てビンボーさんおなじみの水シャワーをしてもらったあと次のビンボーさん紹介をするんだけど、電話かけてる間なにげなく胸毛ひっぱるのやめなさいよ(笑)次のビンボーさんの家は玄関先にさとうきびが置いてあって皮をむしって水分だけを吸うようにすると甘いんだとか。小木がやってみたらかなり美味かったのか素で感心してなかった?だが、台所にあるペットボトルに蛆がわいているのを見てしまい「俺こういうのマジでダメなんだよ!」とギャーギャー騒ぎ出す2人。なのに「開けてみましょうか?」と訊いてくるビンボーさんに矢作がマジギレしてた。冷凍庫を開けると2002年製造のコンビニ弁当が凍らせてあった。どうしても食べるものがない時の非常食だそうで。もっと他にないのか。電子レンジで暖めなおしてみると見た目は普通なんだけどやっぱり2年前の弁当。ビンボーさんはおかずのサンマを美味そうに食べてたけど、普通食べないよな。
有田劇場は「スポ根」もの。その前に「MDの事考えてた」と言うもんだからてっきり音楽のMDかと思ったら「My Dreamで『MD』」ってそんな略し方すんな。今回のセリフは「監督、俺にやらせてください!」試合で選手が怪我をしてしまい、控えにいた選手が監督に直訴するかっこいいセリフなんだけど、有田劇場になるとアダルトビデオの設定になってしまい「ラクダとのAVが〜」ってなんじゃそりゃ。そしてまた例の蹴りツッコミ。前フリは最近スタッフやら一般人やらに紛れ込んでメガネかけた有田が「どーも、僕です」というパターンが続いていたんで今回も期待していた*4のだが、なかったなぁ。ちょっと今回はイマイチか?ビンボーさんはブギー太三と名乗るロックンロールが好きな自称テキサス出身の男性。おまけにテンションがめちゃくちゃ高くてお調子ものでなにかというと「オ〜イェ〜」と言いまくってて。でも憎めない感じでいいなぁ。本名は明かせないのになぜか家にある高校で使うような地図帳の裏に思いっきり自分の苗字が書いてあって笑った。公園でギターの練習をしてるので聞かせてもらう。*5「有田さんも一曲どうぞ」と薦めるとわざとらしく断ってみるがポケットからマイクを取り出して「ウチの相方 Part6」を歌いだす。歌詞の元ネタはぷらちなロンドンブーツのバカの壁でやってた問題からだな。メロディーラインと有田のちょっと低めの歌声がすごくかっこよかった。当分「蹴りたいピアス〜♪」は頭から抜けなさそう。

*1:3月の特番でもやってた

*2:最近もゴミ部屋に行ってしまって2回ぐらい足ぶつけてたし

*3:東京都品川区

*4:単にメガネ有田が見たいだけという説あり

*5:この時点で「そろそろ新曲か?」と感じ取ってしまった